小さな注文住宅を建てたわが家。
こだわりはたくさん詰まっていますが、最大のチャレンジが全館空調。
全館空調についてはこのブログでも、お手入れの手軽さや冬の暖かさなどを紹介してきました。
そしてはじめて迎えた梅雨の時期。
高温多湿に、全館空調は立ち向かえるのでしょうか。
その闘いを記します。
大前提:わが家は室内干し派です

わが家には小さなバルコニーはありますが、そこに物干しスペースはありません。
全て室内で干しています。
虫が苦手なのが大きな理由ですが、
- 洗濯機から1歩で干せる
- 冬に外に出なくていい
- 天候に左右されない
などのメリットがありまくりで、大変気に入っている導線です。
この室内干し、わが家の全館空調とものすごく相性が良いのです。
全館空調にするとどうしても乾燥しがちですが、室内に干すことで相乗効果が生まれるからです。
冬なんて、夜に干せば朝にはからっからに乾きます。
そんな全館空調で迎えたはじめての梅雨。
結果は…
じっめじめのじっとじと。完敗でした。
全館空調の弱味?除湿モードの難しさ

全館空調にはエアコンと同じように、冷房・暖房・除湿モードがあります。
室内に干した時は、除湿モードにしてみました。
これがもう寒い寒い。
除湿の概念が覆るほど、冷風出まくりです。
その風が直接肌に当たるんです。わが家は夜に干すので、そこで除湿モードにすれば、寝ている肌にもろに風を受けることになります。
エアコンが苦手で全館空調にしたのに…これは悲しい。
アフターサービスの方に相談して、少し風量設定を変えみました(この辺りはエアコンと比べたデメリットかも?操作が難しく、さらには各部屋での調整が難しい。全館に影響してしまう…!)
これで様子を見てくださいと言われましたが。はっきりいって改善されませんでした。
超乾燥させる全館空調であっても、梅雨の湿気には敵いませんでした。
本来の使い方を忘れていたわたし

しかし、わたしはここで思い出したのです。
全館空調は部屋干しのための装置ではないことに。
冬の暖房×室内干しが最強すぎて、ちょっと期待が高まりすぎていました。
だけど本来、全館空調の魅力というのは、あくまでも家中の温度が一定に快適に保てること。
その観点でいえば、やはりエアコンよりも優れていると思います。
エアコンが効いた部屋から出ると、もわっとした空気にうっとなる…ということが、全館空調ではありません。
部屋ごとに温度も調整できるので、使っていない部屋は少し設定温度を上げておけます。完全に切るよりも、電気代はかからないはず…!
わが家で導入したメーカーの全館空調は、1階と2階でモードを分けられます。
なので、1階は冷房、2階(わが家は2階に物干しスペースがあります)は除湿、なんていう使い方もありです!
では湿気対策はどうするのか
全館空調だけで湿気対策できるという考えは、完全に甘かったです。
部屋干しする以上、梅雨の時期は対策が必要ですね。
まずは除湿モードオン。ただし寝る時は寒いので、冷房に変えます。ちなみにお出かけモードにもできるのですが、それでも寒い…冷房のお出かけモードでちょうどです。わが家の場合ですが。
そしてこちら。サーキュレーターを購入しました!

これを、洗濯物の真下に置くのがポイント。
最初は横から全体的に風を当てていましたが、イマイチ。
真下から180度首振りすることで、かなり乾くようになりました。
この全館空調除湿モード+サーキュレーターの合わせ技で、わが家の室内干しは何とか成功です。
恐るべし梅雨。
早く終わって欲しい。
まとめ
全館空調は暮らしを快適にしてくれますが、わたしの感想としては、梅雨は苦手分野かなと。とくに部屋干しをしている家庭にとっては、サーキュレーターや除湿機がプラスで必要になります!
とは言っても全館を快適に保ってくれてる頼もしい空調なので、これからも上手な使い方を模索したいと思います^ ^
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