あるハウスメーカーの建売物件に心をつかまれた私たち夫婦。
初めての建売との出会いを経て、次の新たなる建売物件を検討することになりました。
今回はそちらの魅力と最終的に断ることになった経緯をご紹介します!
建売物件の魅力はすでに目に見えること
それまでなんとなく注文住宅を考えていたわたしたちは、新たにハウスメーカーの建売という選択肢に出会いました。
そして比較をすることで、より自分たちの好みに一致した物件にたどり着いたのです。
ハウスメーカーBの魅力はとても強く、特に内装が自分好みでした。
実家と結婚後の賃貸マンションを経験してきた自分にとって、今の社会に合わせた間取りは家事動線にがっしり合っていると思えたし、LDK内に学習用カウンターがあるのも魅力でした。
そして何よりびっくりしたのですが…
なんと家具家電付きだったのです!!
ダイニングテーブル、チェア、ソファ、照明、クーラー、さらには展示された小物までぜーーーんぶついてくると。
太っ腹!
あとはベッドだけ買い足せばOKというんですからびっくりです。
もし自分好みでなければそれはデメリットですが、とても気に入ってるならもう買うしかない!
という思いで、物件を押さえました。
10万円を払えば1週間押さえることができるという制度を使ったのです。
冷静になってデメリットを考えるといろいろでてくるもの
そのまま契約してもいいとさえ思いましたが、さすがに大きな買い物なので、一度冷静になろうと思ったのです。
建物は申し分ない。では立地は?と。
新興住宅街に対する不安
前回の記事でも触れましたが、ここは何社かのメーカーが混在する超大型新興住宅地です。
私たち夫婦は会社へのアクセスを重視しており、特に地元にこだわりもないため、全く新しい土地に住むことになります。
- 縁もゆかりもない土地で、核家族でも暮らしやすい場所か
- 車がなくても生活できるか
- 保育園は徒歩圏内で入りやすいか
- 小学校は徒歩圏内か
- 小児科、できれば病児保育が徒歩圏内か
…などなど、建物よりも立地にこだわりが多かったのです。
交通の便は申し分なく、ある程度の商業施設も徒歩圏内にありました。
保育園もいくつかあり、これから新設されるという噂も(つまり人口は増加中=人気のエリア?)
と、ほぼほぼ満足でした。
…ただし。その新興住宅街というのがネックだったのです。
同じような家族構成、年齢、所得層が集まる住宅街。人見知りの自分が果たして溶け込めるのだろうか…。
一度不安になると、やってしまいます。ネット検索。すると出てくる出てくる負の情報。
それがあてはまるとは限らないと思いつつも、気になるものは気になる!
ということで、担当さんにどんな様子なのか聞いてみました。不安を持ってるとわかれば絶対に本当のことを教えてもらえないので、「気になるな〜♪」というテンションで(ここ重要です)
その答えがこちら。

「あぁ!みなさんほんっとに仲いいんですよー。毎週末公園に集まってお話したり、誰かの家に集まってBBQしたり!この前なんて体育館を貸し切ってバレーボールもされてました!」
ですって…。
へぇ、楽しそうですねぇ…と言いつつ、私の心は落ち込む一方。

ま…まいしゅう…。それは参加しないとどんな感じになるんだろう。子どもたちは輪に入れるんだろうか…。
近所に同じぐらいの年の友達がいるときっと楽しめるし、核家族のわが家にとっては、いざという時に頼れるかもしれない。
でもそれは、人付き合いを苦手とする私でもこなせるレベルのお付き合いなのだろうか…
そんな不安を持ちながらもう一度建物を見学してみると、あることに気がつきました。
南側の窓から前回の見学では見えなかった建物が見える
そうです。新興住宅街は今も成長し続けており、隣前後ろにびっしりと家が建っているのです。
同じハウスメーカー同士の建物であれば、目線に隣の窓が来ないように設計されてますが、他社の場合はもろに目が合うところに窓が…!
家の中ではくつろぎたい人見知りにとって、家の中でも人の目を気にするなんて…ソファに座ればガーデニングをするお隣さんが、キッチンに立てば同じくキッチンに立つお隣さんが…
見えるんですけどーーーー!
こうなれば一気に購買欲が下がります。
隣を見れば、夫も同じような顔。
…よし、ここは諦めよう。きっとこの場所が合うアクティブキラキラ家族がもっといるはず!
というわけで、キャンセルするに至りました。
少しでも物件に不安があるならやめるのも勇気
今でも「あそこ良かったな…」とたまに思い出す素敵物件です。
それでも立地はとても大事。これから人口が増えそう、地価が上がりそう、という不確定の魅力よりも、はっきりと存在するデメリットを優先しました。
誰かにとっては魅力的でも、自分にとってはマイナスポイントになる、ということを学んだ別れでした。
物件はお断りしたものの、そのデザインに惹かれた私たちは、そのハウスメーカーの注文住宅を検討することに。
とはいえ一社ごとに検討する時間はもったいない。前に一括請求した資料をもとに、再度検討しなおし、数社に絞って住宅展示場に赴くことにしたのです。
住宅展示場デビュー!
次回はこちらについて書いていきます。
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