わが家のLDKは17帖です。
リビングではありません。LDK、つまりリビングダイニングさらにはキッチンも合わせて、17帖しかないのです。
賃貸マンション時代に比べれば広いので、設計の段階では特に不満はありませんでした。
でも暮らしてみると、やっぱり物足りなさとか不便さを感じてしまうもの…注文住宅あるあるですよね。
今回は1年住んでみて感じたことを正直に書いてみます。広ければいい!というわけではないので、気に入っている点も合わせてお伝えしますね^ ^
17帖LDK、リビングの居心地

リビングの居心地は悪くありません。完全に主観ですが、リビングのソファに座っている時は、狭さを感じないのです。
というのも、わが家のLDKは長方形型。
リビング、ダイニング、キッチンが長方形で並んでいるんです。
なので、リビングのソファは部屋の1番端に位置しているため、そこに座っているときはキッチンも遠く圧迫感も感じません。
ちなみに我が家はアイランドキッチン。目隠しもないのでリビングからキッチンは丸見え。
それでも空間は分かれていると感じられます。
マンション時代は12帖のLDKだったので、1部屋感はありまくりでした。それに比べると、部屋が分かれている感じはとても大きいです。主観なんですけどね。
不満点でいえば、食洗機を回すとテレビの音が聞こえないこと…。野菜を洗ったりフライパンをジュージューしているときは、ギリギリテレビも聞こえるそうです。でも食洗機が稼働しているときは、テレビの聞こえないこと…これは残念ポイントです。
ダイニングでの居心地はちょっと狭い

次にダイニングですが、こちらは正直狭いです。
感覚としては、リビングで食べてる感じ。ダイニングテーブルが160cmと大きめなのもあります。
L字型のLDKだとまた印象は違うかも。というのも人の感覚って曖昧なので、間取りや家具の配置でだいぶ変わると実感しているんです。
部屋ごとに区切りがあると、広く感じる要因になります。(かと言って本当に壁で区切ってしまえば、物理的に狭くなるから不思議ですよね)
我が家は長方形型のLDKのため、ここは工夫に限界があるなというのが正直な感想です。
まぁダイニングテーブルとチェアがお気に入りなので、そこに座ってテレビを見たりくつろいだり…リビングの延長にできてるので、不満はありません。
17帖LDK、もっとこうすればよかった!
1年住んでみると、こうしたらよかったのかなーと思うことが出てきました。
我が家は27坪の狭小住宅。17帖よりも広くとるのは難しいので、17帖なりにやればよかったことを考えてみました。
- 収納は、天井までではなく胸あたりにする
- ニッチをたくさん作る
- 単純な長方形型ではなく変形にする
- 天井高を高くとる
- 吹き抜けを作る
など。あとは我が家は選びませんでしたが、リビング階段にすればもっと広くできますね。吹き抜けとの相性もいいです。
リビング階段を選ばなかった理由はこちら
中でも最近思うのが、収納のこと。リビングは絶対に散らかしたくない!飾り棚の埃掃除もしたくない!という思いから、壁面いっぱいに扉付きの収納をつけました。
入居3日で全ての段が埋まる活躍ぶりです。
ただ、もしこの収納が肩や胸あたりまでだったら。チェストを置く感覚で、空間が広く見えたと思うんです。上にはちょっとした小物を置くだけにすれば、埃掃除もそんなに苦じゃなかったかな、と。
もちろん収納量は減りますが、スペースがあればある分だけ押し込んでしまうもの。工夫すればその半分でもなんとかなったのでは?と考えてしまいます。
これはやって良かった!狭いLDKでも成功したこと
後悔ポイントがあるものの、やっておいてよかったこともあります。
キッチンの吊り戸棚をなくす
1番は、キッチンの吊り収納を無くしたこと。キッチンの天板に合わせて270cm幅の吊り収納を見積もりに入れていたんですが、ギリギリでとりました!
収納量か圧迫感か…迷った結果、圧迫感を減らすことにしたんです。
これがもう大正解!上の方の収納って本当に使いづらいので、無くても全然困りません。
キッチン背面の白い壁紙がたくさん見えることで、キッチンを見たときのスッキリ感はとてつもなくあります。
背の高い観葉植物を置いて、メリハリもつけられます。
鏡を活用する
鏡があると、広く見せる効果があります。
大きければ大きい方がいいそうですが、うちにあるのは20cmほどのインテリアミラー。それでも奥行き効果が感じられます。
収納の扉を白にする

本当は収納の扉を木にしたかったんです。床やドアと同じような色合いで統一したくて。
でもインテリア担当の方や、夫は白を推してきました。その方が広く見えるよと。
内心えーと思いましたが、まぁそこまで言うなら…と折れたところ。白にして正解でした!本当に壁と馴染んで広く見えます。木だと間違いなく狭く見えていました。
17帖のLDK、まとめると
少し狭いわが家のLDKをご紹介しました。
工夫次第で広く見せる方法は結構あります。もし設計段階なら、階段の位置などで物理的に広くすることも可能でしょうけど。
決まっているなら、あとは工夫あるのみ!インテリアや家具でできることは、我が家もこれからどんどんしていこうと思います。
他にもマイホームのこと、少しずつ記録しています。よかったらご覧ください^ ^
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