いい条件の土地が見つかり、信頼のできる営業さんと出会い、そして構造に安心感が持てたことで無事に契約できたハウスメーカー。
これで終わりではなく、ここからが始まりです!
内装や外観、水回りの設備などを、細かく細かく打ち合わせていくとこになります。
今回は主に内装についてご紹介します。自分から聞いてみないと提案がないことに驚きまくった内装選び。ぜひ参考にしてください^ ^
ハウスメーカーとの内装の打ち合わせは3回
内装(インテリア)の打ち合わせは3回行いました。
クロス、床、扉、カーテンの担当者と1回。コンセントや照明など電気周りを1回、すべての確認を1回です。
私たちの場合は「こんな感じにしたい」というイメージがわりとはっきりしてたので、すんなり決まると思ってました。
が…
カタログを見れば見るほど迷う。さらにサンプルを取り寄せるとさらに迷う迷う。
という有様。
たくさんの選択肢を見てきた中で「理想」が決まってるなら簡単ですが、まだ見ぬデザインがたくさんあるなら、迷うのは必至です。
とはいえ系統は決まっていたので、
これはいや!というのを除外して、最後の二択でうーんうーんと悩む感じでした。
あの時の夫の「どっちも同じじゃない?」という顔。一生忘れません。
注文住宅では床や扉の色は部屋ごとに変えられる
床や扉の色は、ハウスメーカー標準の5色から選ぶ形です。
LDKは家具でこだわりたかったので、床の色は真ん中の色(チェリーより少し明るめ)にしました。その分寝室は遊べるように、濃い色の床。そして子供部屋は明るくしたかったので、2番目に明るい色にしました。
このパターン、結構多いみたいです。考えることはみな同じですね。
そしてその床の色をもとにして、扉の色を決めます。
本当は廊下からリビングに入る扉だけ黒にしたかったのですが、標準の選択肢にありませんでした…
ハウスメーカーは工務店よりも選択肢が少ない印象です。
イメージするだけではわかりにくいので、インテリア担当さんにiPadでシミュレーションしてもらいながら決めました。
床と扉の色が違うのって変じゃない?と頭で思っても、実際の画面で見ると違和感がなかったり。
(マンションに帰ってから部屋を見てみると、扉と床の色は違いました。生活してると気づかないものです。)
ちなみに、収納の扉は白にすると、壁と同化して部屋が広く見えるそうです。
なので基本的にわたし達は、扉は床に合わせる・収納の扉は白にする、で統一しました。
寝室と廊下、子供部屋は床の色が違うためちょっと悩みましたけど…
廊下から見渡した時にすっきりする方がいいかな?と廊下の色に統一しました!
そして重要なことですが、私たちが「これはありますか?」と聞かない限り、標準以外の提案は一切ありませんでした。
他の人のこだわりマイホームを見ていると、無垢の床がよく出てきます。
肌触りがよく、質感も見た目もとっても憧れます!
インテリアさんに紹介されたら見積もりをとろうと思っていたのですが…一切話にあがりませんでした!
床に限らず、全ての物を標準の選択肢から選ぶ方式で、こちらから「こんな感じにしたいんですが」と言うと初めて、オプションになりますが…と提示された感じです。
なので後から「こんなのがあったのか!」と後悔しないように、たくさんたくさん情報を仕入れることをオススメします。
私はInstagramで勉強しました。
「キッチン」「アクセントクロス」「照明」「インテリア」などなどで検索すると、たくさん出てきます!それをもとにインテリアさんに聞いてみてください。
床や扉が決まればクロスを決める
次はクロス(壁紙)を決めていきます。
「白でいいじゃない?」と思ってましたが、同じ白でもたくさんの種類が!
織目調のものか塗り壁風のものかに大きくわけられ、あとはその凹凸具合が違います。
どれでも同じと思ってたのに、いざ選び出すと時間がかかる不思議…
モデルルームに行く時は、壁紙まで見ることをオススメします!
結局LDKはやはり家具をこだわりたいがために、全面白で凹凸の少ないものにしました。
その分洗面所は明るいグリーンで!ここは唯一夫がこだわったポイントです…
さらに階段、寝室、トイレも一面だけアクセントクロスを入れました。
アクセントクロスとは、壁の一部分を他の色と変えるクロスです。
選ぶ色によってがらっと印象が変わり、空間にメリハリがつくのが魅力です。
空間の20%を目安にするといいらしいので、一つの部屋には一面だけ入れるのがいいですね。
さらにせっかくアクセントクロスを入れても、収納棚があるせいで見えなくなると意味がありません。物の配置を決めていき、窓や収納棚が少ない面に取り入れてくださいね!
アクセントクロスにはこだわりたかったので、たっぷり時間をかけました。ただ、標準のクロスは白は多いのですが、アクセントクロスになるようなものが少なくて…イメージに合うものが見つからず悩んでいると、オプションになりますがとサンゲツのカタログを見せてくれました。
やはりこちらから言わないと他の選択肢は出てきません!!
そちらにはさらにたくさんの数のクロスが載ってました。
見てるだけで楽しくなります。家探しの時は疲れきってたけど、内装決めってなんて楽しいのー!とウキウキでした。(夫は相変わらずどれでも同じじゃん的な顔をしてますが)
カーテンは標準か施主支給か選べる
カーテンは全てハウスメーカー標準の中から選ぶこともできますし、自分で調達することも可能でした。
カーテンに関わらず多くの場合、ハウスメーカーで選ぶと割高になります。
それでも我が家は1階は全てお願いしました。
その理由は、
- リビングは雰囲気に合わせてハウスメーカーのインテリアさんと一緒に選びたかった
- 面積が広いため、おそらく一般的なサイズじゃないので採寸が面倒だった
- 引き渡しの際に付いていて欲しかった
からです。
カーテンのこだわりは遮光と質感だけだったので、ハウスメーカーの標準のもので十分でした。
こだわりだすとキリがない照明
最近のLDKはダウンライトの照明が主流です。天井に埋め込み式になっていて、コンパクトながら十分な明るさがあります。
調光(明るさの段階)、調色(照明の色。白っぽいとかオレンジ系とか)が調節できるかも選べます。
あとはセンサー式にするかスイッチ式にするか。
特に玄関周りはたくさんたくさんシミュレーションして、スイッチを押さなくてもついた方が便利なのか…考えることが必要です。
私たちの場合はインテリアさんがとても親切で、一緒にシミュレーションしながらアドバイスしてくれました。
でも主導は自分たち!という意識が必要です。後から後悔しないようにたくさんシミュレーションしてくださいね。
オススメは玄関に入ってすぐと、階段周りをセンサー式にすることです。ただし回誘導線の場合、階段が進行方向じゃないのについてしまう可能性もあるので、自分の家に合わせて考えることが必要ですね。
みんなが悩むコンセント周り
たくさんの先輩に家づくりの後悔ポイントを聞くと、「もっと増やせばよかった」「全部の壁につけるべきだった」などが多いコンセント関係。
わたしも後悔したくないので、たくさん悩み抜きました。
ちなみにわたしが契約したハウスメーカーは、コンセントをいくつ追加しても費用は発生しません。そこは会社によって違うみたいなので、要注意です。
オススメの検討ポイントを紹介します。
何を置くかを決めてしまう!特にキッチン周り!
キッチン家電はつけっぱなしのもの(冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、コーヒーメーカーなど)と、その都度コンセントを使うもの(ブレンダー、パン焼き器など)をリストアップし、それにプラスして2つくらいあると安心です。
またダイニングテーブル周りにつけるコンセント。これはお鍋やホットプレートなどで使うことになりますが、このブレーカーは独立したものにするのが基本です!
ブレーカーが落ちるとテンション下がりますしね。何事も初めが肝心です!
収納にもコンセントをつける
小さい収納はなくてもOKですが、大きめの収納はコンセントがあると便利です。その中でロボット掃除機やコードレス掃除機を充電できるからです。
もし照明が暗かった場合、コンセントに差し込める照明もあるので、対策がしやすくなります。
数だけでなく高さにも注意
コンセントの数だけにとらわれると思わぬ盲点があります。それがコンセントの高さ。
- LDK内のカウンターを学習スペースとするとき、そのコンセントは上にしますか?下にしますか?
- キッチンカウンターでブレンダーを使うとき、そのコンセントからひっぱってこれますか?
- 収納の中に掃除機用のコンセントをいれる場合、高い位置にコンセントを刺さないといけない機種があります
などなど。これは図面ではわからないので、インテリアさんに全部確認しましょう。
わたしなりにたくさんこだわりましたが、もし住んでから後悔ポイントが出てきたら随時追加しますね!
まとめ
基本的には楽しい内装選び。でも必ず注意してほしいのは、「自分主導で進めること」です。
インテリアさんからの提案は全てではありません。
ここで紹介しきれなかった吊り下げ天井や木目調の天井なども含めて、こちらから言わない限り話にあがらないというインテリアはたくさんあります。
他で目にして「あれがよかった…」という後悔をしないよう、たくさんたくさん情報を仕入れてくださいね!
わたしも思いつく限りのことを記していきます!
以上内装(インテリア)選びについての記事でした。
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